栃木市 の ペインクリニック,ボトックス療法,漢方療法

恵川いたみと漢方のクリニック

〒328-0032
栃木県栃木市神田町21番15号

0282-22-0006

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ペインクリニック

ペインクリニックとは?

恵川いたみと漢方のクリニック

 “ペインクリニック”…耳にしたことがない方もいらっしゃるでしょう。“ペインクリニック”とは英語のPain(ペイン)…意味:痛み、と、Clinic(クリニック)…意味:診療所、から成る言葉で、日本語で表すと“痛みのための診療所”という意味になります。

痛みの治療…ペインクリニック

 ペインクリニック内科とは、痛み治療の専門科目です。
従来の痛みの治療は薬物療法と手術療法が主でした。これらの治療には限界があり、これらの治療で治すことの出来ない痛みを治療することが出来るのが神経ブロックを治療の主体にしたペインクリニックです。

恵川いたみと漢方のクリニック

 痛みは神経が損傷したり炎症を起こすことで、知覚神経や交感神経が興奮し、血液循環が悪くなるため起こると考えられています。

 神経ブロックは知覚神経、交感神経、運動神経などの緊張や興奮を取り除き血液循環を改善し、痛みの悪循環を改善し、痛み、しびれ、不快感を治療する治療法です。
薬物療法や手術療法では、このような治療作用は期待できません。

主な神経ブロック

硬膜外ブロック、星状神経節ブロック、交感神経ブロック、
三叉神経ブロック、顔面神経ブロック、舌咽神経ブロック、
後頭神経ブロック、頸神経ブロック、肩甲上神経ブロック、
肋間神経ブロック、挫骨神経ブロック、椎間関節ブロック、
神経根ブロック など

硬膜外ブロックとは?

治療法

背中から細い針を刺し、局所麻酔剤で交感神経の緊張を取り血液の循環を良くして、痛み、しびれ、不快感、冷感をとる治療方法です。
※単に痛み止めを注射する治療ではありません。

治療後の症状

硬膜外ブロック後、次のような症状が出ます。これは、交感神経の緊張が取れ血液循環が良くなったための症状で約2時間後に元の状態に戻ります。心配ありません。

●腰から足にかけて温かくなります
●腰から足にかけて痺(しび)れてきます
●腰から足のふらつき感が出ます

主な合併症

低血圧…
血管が拡張するため、一時的に血圧が下がることがあります。しばらく安静にすることで回復しますので心配ありません。
下肢がしびれて動かなくなる…
非常にまれですが、薬がくも膜下腔に入ったため起こる症状です。約2時間で元に戻りますので心配ありません。
硬膜外血腫、膿瘍、神経損傷…
当院ではこれまで30年間で約15万例以上の硬膜外ブロックを施行していますが、過去一度も起こったことはありません。

使用する薬剤

主に0.5%~1%カルボカイン(局所麻酔剤)4~8ccです。
この薬は鎮痛剤と異なり連続使用しても特別なアレルギー体質の患者さん以外ほとんど副作用はありません。

星状神経節ブロックとは?

治療法

局所麻酔剤で首にある交感神経節(星状神経節)の緊張をとることで、頭、顔、首、腕、上胸部の血液の循環を良くし、痛み、しびれ、冷感、不快感などを改善する治療法です。
※単に痛み止めを注射する治療ではありません。

治療後の症状

治療後、次のような症状が出ます。交感神経の緊張が取れたため血液の循環が良くなるために出る症状です。約2時間後に元の状態に戻ります。心配ありません。

●治療した側の顔から手にかけて温かくなる
●治療した側のまぶたが重くなり目が充血する
●治療した側の鼻がつまる

また、次の様なことが起こることもありますが、多くの場合時間が経てば元に戻ります。心配ありません。

●声がかすれる。声が出ない。喉に異物感を感じる。
(このような時は普通の声に戻るまで飲み物・食べ物は控えてください)
手がしびれたり、力が入らなくなる。

●(多くの場合時間が経てば元に戻りますので心配ありません。戻るまで車の運転はしないようにお気を付けください)

主な合併症

全身けいれん、頚部、縦隔血腫…
当院ではこれまで約7万例以上の星状神経節ブロックを施行していますが、このような合併症の経験は一度もありません。

使用する薬剤

主に1%カルボカイン(局所麻酔剤)5~8ccです。
この薬は鎮痛剤と異なり連続使用しても特別なアレルギー体質の患者さん以外ほとんど副作用はありません。